[エコ訓]私が一番の専門家

前の上司から教わった、私にとって最も大きな学びがあります。それは「私たちのサービスにおいて、私が最も専門家である」ということです。

大企業でセールス発表をする機会を得ました。セールス発表の経験は非常に少なく、製品についてもまだ学ぶ必要がありました。しかし、私に機会が与えられました。今となっては感謝していますが、当時は非常に怖くて逃げ出したかったです。それでも、このような機会がいつ訪れるか分からないという気持ちで、とにかく挑戦してみました。

結果的には何も起こりませんでした。しかし、その時の発表を通して、本当に大きな自信と学びを得ました。私が、あの巨大企業で働く能力者たちを相手に発表できたこと。それがどれほど大きな財産になったか分かりません。

発表をする前に、上司は私に心配するなと言い、私たちは私たちのサービスの専門家であり、相手は知らない人たちだから、思う存分やってみろと言いました。

その言葉は事実です。聴衆は私たちのサービスを知りません。私たちの業界をよく知っているかもしれませんが、たとえそうであったとしても、販売業者である私たちよりも多くの勉強をしているとは考えられません。私たちの機能は私たちが一番よく知っています。

仮にミスをしたとしても、事後対応を通してミスを修正していけば良いのです。ミスをしたままにせず、ミスを認め、より正確な情報を伝えようとする努力が非常に重要です。

私たちが属する組織では、私たちが専門家です。顧客の反応でメンタルが崩れないよう、私が専門家だというマインドセットを通して、堂々と進んでいきたいと思います。